聖光学院、こつこつ加点でコールド 1番・小室が3安打5打点

 
【聖光学院―会津】3回裏聖光学院1死満塁、2打席連続の適時打を放ち、一塁ベース上で雄たけびを上げる小室=いわきグリーンスタジアム

 聖光学院が7回までに14安打8得点。会津投手陣を攻略し、8―0で7回コールド勝ちした。聖光学院は2回、1死満塁の好機に小室の走者一掃の二塁打で3点を奪った。バントヒットなど足を絡めた攻撃が効果的で終始、試合を優勢に進めた。会津は初回の無死満塁の危機を無失点で切り抜けたが、打線が3安打と振るわなかった。

 「自分の成績よりもチームの勝利が大事」。聖光学院の1番小室智希(3年)が3安打5打点の活躍で勝利の原動力となった。

 3季連続となった会津との対戦。先発投手の投球は頭に入っていた。2死満塁で回ってきた第2打席は内角のスライダーに反応して強振。走者一掃の3点適時二塁打で試合の流れを引き寄せた。

 大会前は深刻な打撃不振。夏の初戦は2番打者からスタートしたが、結果を出し、定位置である1番打者に戻った。「強気でバットを振れている」。勝ち上がるごとにその自信を深めている。

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