【全国高校野球福島大会総括】聖光、公式戦無敗 高かった総合力

 

 第105回全国高校野球選手権記念福島大会は14日間にわたって熱戦が繰り広げられ、聖光学院が2年連続で甲子園の切符を手にした。聖光学院は昨秋から県内の公式戦無敗と、総合力の高さを改めて示した。

 準優勝の学法石川は持ち味の打撃力を遺憾なく発揮した。決勝では勝負強さを見せて最後まで王者を追い詰めた。このほか4強入りしたのは創部6年目で快進撃を続けた会津北嶺と、公立校で唯一準決勝まで残った第4シード郡山だった。原町は選手10人と少ない人数ながらベスト16に進出した。第6シード平工と第8シード相馬は1回戦で、第3シード日大東北は2回戦で姿を消した。

 今春に延長十回からとななったタイブレーク制は決勝を含む5試合で実施された。また、勝利チームが2桁得点しているのは全61試合中26試合。準々決勝は全4試合がコールド試合となり、打撃で勝ち上がるケースが多く見られた。猛暑や一週間の投球数制限が影響しているのか、先発投手が完投する試合は少なく、継投が主流になった。

 夏の大会では4年ぶりに声を出しての応援も解禁され、各校が特長ある応援合戦を繰り広げた。県高野連の木村保理事長は「選手たちは声援を力に、はつらつとプレーしてくれた。高校野球の素晴らしさを伝えてくれた」と大会を振り返る。
 夏の甲子園は8月6日に開幕する。聖光学院の昨夏の4強を越える活躍に期待したい。(高校野球取材班)

【戦いの跡】第105回全国高校野球選手権福島大会(26日・全日程終了)

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