総力戦!福島商ナイン結束...13安打の猛攻 葵に10-1コールド

 
【葵―福島商】6回裏福島商2死三塁、適時打を放つ福島商の後藤=あづま球場

 福島2020夏季高校野球大会第5日の25日は、いわき市のいわきグリーンスタジアムなど4球場で3回戦8試合が行われ、いわき海星が平工に4―1で逆転勝利し、16強入りした。第3シード福島成蹊は終盤に清陵情報を突き放し、8―0で快勝した。第6日の26日は、福島市のあづま球場など4球場で3回戦8試合が行われる。

 代打・後藤「控え選手が活躍すれば...」

 福島商が13安打の猛攻で10点を奪い、コールド勝ちした。3点リードした5回は山田の犠飛と丹治の適時打で3点を追加した。6回は武藤、今井、後藤の適時打で4点を加えて試合を決めた。葵は3安打に抑えられ、及ばなかった。

 福島商が2試合連続のコールド勝ちで勢いを増した。6回に適時打を放ち、コールド勝ちを決めた代打後藤慶次郎(3年)は「控え選手が活躍すれば、主力も気持ちが上がると思う」と喜んだ。

 出場選手は初戦が18人、この日は14人。文字通り総力戦で試合に臨んでいる。交代で出場した選手が結果を残し、チーム内の雰囲気も好調だ。

 渡辺真也監督は「レギュラーを外れた選手もしっかり朝練などをこなす姿勢が結果につながっている」と目を細めた。結果を出した後藤は「(同じ守備位置の)丹治星虎(同)と一緒に力を付けてきた。次もいい試合をしたい」と力を込めた。

 【7月25日の試合結果】福島2020夏季高校野球大会・第5日

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