【夏の高校野球福島大会展望】実力伯仲...接戦の様相 聖光が軸

 

 夏の甲子園出場を懸けた第104回全国高校野球選手権福島大会は、春の東北大会で頂点に立った第1シード聖光学院を軸に進むとみられる。ただ、今春の県大会は3点差以内のゲームが15試合で昨年より6試合増えており、聖地を目指して努力してきた選手たちによる実力伯仲の戦いが予想される。

 全国大会出場記録が13で途切れた昨夏の雪辱を狙う聖光学院と、第8シードふたば未来が入ったブロックは実力のある2校のほか、昨年の覇者日大東北がノーシードから底力を見せるかに注目が集まる。小名浜海星もあなどれない存在だ。昨秋準優勝の第4シード東日大昌平と昨秋ベスト4の第5シードいわき光洋が入ったブロックは激戦必至。今年の選抜高校野球大会(センバツ)に出場した只見に、春の県中支部予選準優勝の尚志、春ベスト8の福島東も入る。

 第2シード学法石川と第7シード福島商のブロックは、打撃の学法石川と守りの福島商が中心。福島商と磐城の伝統校対決にも注目したい。投打のバランスがいい田村も力がある。第3シード光南と第6シード学法福島のブロックは、好投手を擁するシード校が抜きんでている。昨夏ベスト4の福島成蹊と春の会津支部予選優勝の会津学鳳にも期待が掛かる。

 聖光学院と只見のセンバツ出場など本県チームの活躍に刺激を受けた選手が多いはずだ。猛暑に負けない熱い戦いを期待したい。(副島湧人)