2022年07月22日

◇夏の全国高校野球福島大会・第７日（２１日・ヨーク開成山スタジアムほか４回戦７試合）

【７月21日の試合結果】夏の全国高校野球福島大会・第７日

【戦いの跡】第104回全国高校野球選手権福島大会

　【評】聖光学院が序盤の大量得点でコールド勝ちした。初回、４四球に三塁打を含む４安打を絡めて効果的に７点を奪い、主導権を握った。会津工は六回に１点を返すにとどまった。投手陣は１１四球と崩れた。（津村謡）

　【評】東日大昌平が終盤に畳みかけ勝利。１点を追う七回、室塚の犠飛などで逆転すると、八回に４点を追加し突き放した。投げては草野が１５奪三振で１失点に抑え完投。尚志は３安打と打線のつながりを欠いた。（阿部二千翔）

　【評】いわき光洋が点の取り合いを制した。同点に追い付かれた八回裏、鈴木拓の安打に敵失が絡んで２点を返し、勝ち越した。南会津は三回と八回に適時打などで試合を振りだしに戻したが、５失策が響いた。（阿部二千翔）

　【評】学法石川が投打で圧倒した。五回、倉田の適時打で勝ち越すと、その後も上野の２点本塁打など計１３安打でリードを広げた。先発阿部竜は、８回を投げ１失点と好投。小高産業技術は１１三振とつながりを欠いた。（副島湧人）

　　【評】序盤にリードを許した光南が逆転勝利した。２点を追う五回、無死満塁の好機で湯沢が適時三塁打を放ち逆転に成功。その後もリードを広げた。平工は好機を生かすことができず、あと一歩届かなかった。（伊藤大樹）

　【評】田村が流れを離さず逃げ切った。０―１の五回、渡辺敦の適時打などで３点を奪った。同点で迎えた七回、渡辺敦のスクイズで勝ち越した。郡山北工は相手を上回る１２安打を放つも、終盤の好機を生かせなかった。（熊田紗妃）

　【評】日大東北が敵失を得点につなげ勝利。初回、山下が敵失で出塁し、奈須優翔の適時打などで２点を先制。六回２死満塁でも敵失で２点を加えた。郡山商は５点を追う八回に２点返したが、反撃はそこまでだった。（熊田紗妃）