甲子園大型画面に県勢行進 聖光きょう初戦、只見「いい雰囲気」

20日の1回戦第3試合(午後2時開始予定)で二松学舎大付(東京)と対戦する聖光学院。19日にオンラインで取材に応じたエースの佐山未来(3年)は「全力で戦う」と力強く語った。
大阪入りしてからの練習試合では、5安打1失点で完投するなど調子の良さをアピールしている佐山。「やっと甲子園で投げることができる。目の前の相手に向かっていく」と意気込んだ。赤堀颯主将(同)は「ひたむきに謙虚な気持ちで今に集中して戦いたい」と士気を高めた。
ナインは開会式を宿舎のテレビで視聴した。選手同士で会話するなど、終始和やかな雰囲気だったという。午後は、大阪府豊中市の豊中ローズ球場で約2時間練習し、初戦に向けた最終確認を行った。
22日の第3試合(午後2時開始予定)で大垣日大(岐阜)と対戦する只見は19日、兵庫県西宮市の津門中央公園球場で約2時間練習した。練習後、オンラインで取材に応じた吉津塁主将(3年)は初戦に向け、「ミーティングなどを行い、しっかり準備していく」と力を込めた。
この日は打撃マシンを使った打撃練習とシートノックに汗を流したナイン。長谷川清之監督は「全員で声を掛け合い、いい雰囲気で練習できている」と話した。
開会式では、2メートルを超える雪の壁をバックに新しいユニホームで行進するナインの映像が甲子園球場の大型画面に映し出された。宿舎のテレビで開会式を見たという吉津主将は「甲子園で野球ができるという実感が湧き、わくわくしている」と気持ちを高ぶらせた。
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