女子は4年ぶり勿来一V!アンカー銭谷が逆転 福島県中学駅伝

 
手で勿来一の「N」を掲げてゴールする女子・勿来一のアンカー銭谷(2年)

 駅伝の第62回県中学校体育大会は4日、いわき市の21世紀の森公園で開かれ、男子は高田が初優勝し、女子は勿来一が4年ぶり2度目の頂点に立った。女子は5区間12.06キロ。女子の勿来一は、1区11位と出遅れたが、2区で5位に浮上。4区までは首位争いを演じ、5区でトップに立つと、2位に10秒差を付けて勝負を決めた。

 「みんなが諦めないでつないでくれた。最後は気持ちで走り抜いた」。勿来一のアンカー銭谷和花(2年)は両手でつくった校名のイニシャル「N」を空に高く突き上げながらゴールし、満面の笑みを見せた。

 スタートから苦しい展開を強いられた。全中出場の実力者で1区の小野真緒(3年)が想定外の11位。小野が「ごめんね」と涙を流す中、銭谷は「やるしかない」と静かに覚悟を決めた。4区三浦雅(2年)からたすきを託された時点での先頭との差は11秒だった。

 週2回の試走で磨いたコースの感覚、ペース走で培ったラストの仕掛け方。持つものすべてを出し切りゴール手前で石川のアンカーを捉えると、そのままゴールテープに飛び込んだ。

 「もっと力を付けて全国の表彰台を目指したい」。額に結んだ鉢巻きにも記された「絆」を胸に、さらに上を見据えた。

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