男子・高田が初陣7位入賞! 全国中学校駅伝、報われた3年間
第27回全国中学校駅伝大会は15日、滋賀県野洲市の希望が丘文化公園で開かれた。県勢は、男子(6区間18キロ)で初出場の高田が58分17秒で7位に入賞した。女子(5区間12キロ)は4年ぶり2度目出場の勿来一が43分33秒で16位だった。
男子は、市貝(栃木)が57分23秒で優勝、女子は六ツ美北(愛知)が41分43秒で頂点に立った。男子の2位は我孫子(千葉)3位は桂(京都)、女子の2位は七尾(石川)3位は浅川(福岡)だった。
3区・横山「先輩の思いも胸に...」
高田が初の全国出場で7位入賞の快挙を成し遂げた。特設駅伝部主将で3区の横山貴哉(3年)は「先輩方の思いも胸に走りきることができた。多くの応援に感謝したい」と充実の表情だった。
全国大会は3年越しの悲願だった。2017(平成29)年から2年連続で県大会2位と出場できない悔しさを味わってきた。3年目にしてようやく出場を果たした全国の舞台では、1区を任せられた白井恒成(同)が区間5位の力走で流れをつくる。そして最終6区、アンカーの斎藤真那斗(同)に10位でたすきが渡る。「どんな順位からでも必ず入賞する」と斎藤は気持ちを高めていた。序盤からどんどんスピードを上げると、区間3位となる3人抜きの快走で入賞を呼び込んだ。
「ONE TEAM TAKADA(ワンチームタカダ)」をスローガンに練習を一緒に乗り越えてきた。「つらいことから逃げなければ報われる」と横山。目標だった入賞を実現し、会場に駆けつけた大勢の応援団とも喜びを分かち合った。
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