ふくしま駅伝、若松市が総合2連覇 町の部は石川、村の部泉崎

 
2年連続5度目の総合優勝を果たした会津若松市のアンカー五十嵐拓也=県庁前

 第33回市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)は21日、しらかわカタールスポーツパーク(白河市総合運動公園)をスタート、福島市の県庁前をゴールに16区間95キロで行われ、会津若松市が2年連続5度目の総合優勝を果たした。町の部は石川町が6年連続6度目、村の部は泉崎村が3年ぶり12度目の優勝に輝いた。

 福島陸上競技協会などの主催。県内市町村から連合チームを含む50チームが出場した。11区でトップに立った会津若松市はリードを守り、連覇を達成した。総合2位は福島市、3位は郡山市だった。

 9選手が区間優勝

 2年連続で総合優勝のフィニッシュテープを切った会津若松市のアンカー五十嵐拓也(会津信金)は「全員が全力でつないできたたすき。優勝しか見てなかった」と達成感をにじませた。

 会津若松市は選手のけがなどがあり、5区間でエントリー変更があった。それでも、五十嵐や1区を快走した湯田和未(若松一中)など9区間で市の部の区間優勝者を出し、層の厚さを見せつけた。

 高橋聡監督は「会津若松市の強さは、控え選手も含めた24人が全力で取り組むところ。一人一人が責任を持って役目を果たしてくれた」とメンバーたちをねぎらった。

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