「復興進む街」2年ぶりに駆ける Jヴィレッジハーフマラソン

 
Jヴィレッジからスタートするハーフマラソンのランナー=12日午前、楢葉町

 被災地の交流人口拡大を支援する「Jヴィレッジハーフマラソン2021」が12日、Jヴィレッジを発着点に開かれた。全国各地から集まったランナーが東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年9カ月が経過し復興が進む楢葉、広野両町を駆け抜けた。

 大会は、昨年が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、2019年12月の第1回大会以来、2年ぶり2回目。27都道府県から1278人がエントリーし、性別と年代別にハーフマラソン6部門、5キロ走8部門の計14部門で健脚を競った。

 ハーフマラソンでは、ランナーが楢葉町のにぎわい再生の核を担う復興拠点「笑(えみ)ふるタウンならは」や、津波被害からの復興を遂げた広野町のJR広野駅周辺などを走った。2大会連続で出場したハーフ一般女子40歳以上の上原千貴(かづき)さん(47)=埼玉県=は「きれいな海が魅力で、家族で楽しく走ることができた」と話した。

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