新天地でさらに成長へ...故郷・喜多方で決意 駅伝ランナー2選手

 
故郷で決意を語った清野選手(右)と高橋選手

 今年の箱根駅伝でアンカーを務めた東洋大の清野太雅選手(4年)と、昨年の全国高校駅伝で6区を走り区間賞に輝いた学法石川高の高橋康之介選手(3年)はともに喜多方市出身。2人は16日、同市で福島民友新聞社の取材に応じ「地元からの応援はいつも力になっている。喜多方は走ることを楽しませてくれた原点」と地元への感謝を口にするとともに、今後への抱負を語った。

 今春、清野選手は中国電力、高橋選手は東洋大に進み、競技を続ける。清野選手は「実業団で成績を残して、世界で戦いたい。最前線で走ることで、子どもたちの希望になれれば」と決意を話す。

 高橋選手は憧れの清野選手のように「鉄紺」のユニホーム姿で箱根路を走ることを目標にしている。「箱根駅伝で結果を出すことが地元や後輩を盛り上げることになる。そのために成長したい」と闘志を燃やす。

 清野選手は地元の後輩となる高橋選手に「東洋大は人間性も成長できる場所。精神面が成長すると走りも変わる」とエールを送り「将来は一緒の舞台で走ることができればうれしい」と笑顔を見せた。

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