PVやPRブース...福島市の五輪イベント「実施」 人集まれば制限

 
4月にJR福島駅東口などに装飾された街灯フラッグ

 福島市の木幡浩市長は17日の定例記者会見で、東京五輪野球・ソフトボール競技が同市で行われる期間中、JR福島駅周辺で予定通りパブリックビューイング(PV)などを開催する考えを示した。

 東京五輪開幕まで約1カ月と迫る中、新型コロナ感染拡大を受け、首都圏ではPVなどの中止が相次いでいる。ただ木幡市長はPVについて「市ではこれまでも日常的にやってきた。感染対策を講じていれば、現状は中止する状況ではない」と表明。一方で「大勢集まるようなら制限などを検討する」との意向も示した。

 同市では全競技のトップを切って開会式2日前の7月21日にソフトボールが始まる。市は同市で両競技が行われる期間中にイベント会場「コミュニティライブサイト」を設置し、観光や農産物をPRする。木幡市長は「コロナ禍でも復興五輪の理念を忘れず、できる範囲のおもてなしで福島復興を発信する」と語った。

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