「聖火」待つ福島県産ヒマワリ 東京都庁前ゴール彩る
本県で育てられたヒマワリが、23日にフィナーレを迎える東京五輪聖火リレーに花を添える。22日、ゴール会場となる都庁前の都民広場に県産ヒマワリが飾られ、本県から出発して47都道府県を巡った聖火の到着を待つばかりになった。
会場を彩ったのは、会津から出荷された約1000本の切り花と、福島市で調達した約100点の鉢植え。復興の花として栽培されているヒマワリでゴールを祝おうと、都が企画し、県が輸送などの調整で協力した。
鉢植えは聖火リレーの終了後、内堀雅雄知事からのメッセージを添えて都庁内に展示される。
23日のセレモニーは無観客で行われ、ランナーが公道を走る代わりに「トーチキス」で聖火をつなぐ。その後、聖火は国立競技場に移され、開会式で聖火台にともされる。