物損事故、警察に通報せず 喜多方市出先機関職員に停職6カ月
福島県喜多方市は30日、道路脇に設置されたプランターを損壊する交通事故を起こしたにもかかわらず警察に通報しなかったなどとして、出先機関に勤める保健福祉部の副主任主査(44)を停職6カ月の懲戒処分としたと発表した。また、上司2人を文書訓告とした。処分は同日付。
市によると、副主任主査は2022年12月13日午前1時ごろ私用で喜多方市内の県道を乗用車で走行中、道路左端に設置されたプランター3基を損壊する事故を起こしたが、警察に通報しなかった。被害に気付いた近隣住民が喜多方署に通報した。副主任主査は所属長にも報告しておらず、昨年3月に同署から事情聴取を受け、報告したという。
職員は昨年12月25日付で道交法違反の容疑で略式起訴され、今年1月5日付で同法違反の罪で罰金の略式命令を受けた。喜多方市は「誠に遺憾であり、市民の皆さまにおわびを申し上げる」とコメントした。
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