今夏参院選、岩城光英氏の比例擁立打診 安倍派が自民選対委員長に

 

 自民党安倍派の西村康稔事務総長は28日、党本部で遠藤利明選対委員長と会談し、夏の参院選で同派出身の岩城光英元法相を比例代表で擁立するよう打診した。遠藤氏は検討する意向を示した。関係者が明らかにした。

 岩城氏は自民党公認だった2016年参院選福島選挙区で落選。今回、自民党は新人の星北斗氏を公認した。岩城氏も当初、同区から出馬する意向を示していたが、24日に安倍派会長の安倍晋三元首相らから比例への出馬の打診を受け、受け入れる考えを示していた。

 会談には党県連会長の根本匠衆院予算委員長らが同席した。