企業の内部留保に課税 福島社民党首が来県演説
社民党の福島瑞穂党首は23日、参院選での支持を呼びかけるため来県し、福島市で街頭演説した。
福島党首は「大企業が潤えば全てうまくいくとの考え方で、格差拡大と非正規雇用の増加が進んでいる」と主張。消費税ゼロや企業の内部留保への課税などの政策を訴えた。
また、予算を防衛費に回すのではなく、子どもたちの給食費や大学の授業料の無料化をすべきだとの考えも示し「全ての子どもが自分のなりたいものに挑戦できる社会にしたい」と支持を呼びかけた。
ロシアのウクライナ侵攻にも触れ「武力で平和はつくれない」と強調し、憲法9条の重要性を説明した。「いまの自民党は軍事緊張を高める方に向かっている」と批判した上で「社民党は戦争を止める。戦争をしない国であり続けよう」と訴えかけた。郡山市でも演説した。
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