音楽で復興を後押し Jヴィレッジ、福島県出身のバンドら出演

 
ステージイベントに参加した右から谷本さん、HYSさん、山岡さん

 11日にJヴィレッジで開かれた復興追悼イベント「SONG OF THE EARTH 311 FESTIVAL ―FUKUSHIMA 2024」では犠牲者の追悼とともに、福島を盛り上げるさまざまなイベントが催された。キャンドル・ジュンさんが代表を務める復興支援団体「ラブフォーニッポン」の主催。

 ステージイベントでは、歌手の谷本賢一郎さん、二本松市出身のアーティスト山岡トモタケさん、いわき市出身の高校生アーティストHYS(ヒス)さんとキッズダンサーによる「タニケンバンド×福島LOVE FOR NIPPON」らが出演した。

 山岡さんは「日常が少しでも帰ってくるようにライブをして、日々をつないでいきたい」と話し、HYSさんは「自分の周りでも津波や火災の被害があった。今まで支援される側だったが、音楽を通して返す側になっていきたい」と思いを述べた。

 白熱!巨大だるま引き

 このほか、参加者が南北に分かれてだるまを引く「ふたば巨大だるま引き合戦」や子どもたちのメッセージが書かれたキャンドルなど約1000本に火をともした「キャンドルナイト」などが行われた。