「ピースケのいえで」 ぬいぐるみ、家出でのわけ
"家出"という秘密(ひみつ)めいた言葉を聞くと、ドキドキしませんか?
自分の気持ちを分かってもらえなかったり、ひどい扱(あつか)いを受けて怒(いか)りや悲しみでいっぱいになった時、「いえでしたい」と思うのは仕方のないことですね。しかし、実際(じっさい)にはかなりの勇気も必要ですし、そう簡単(かんたん)にはいきません。
でも、のぶちゃんのうさぎのぬいぐるみピースケは、同じマンションに住むみどちゃんの家に本当にいえでをしちゃいました!
一体何があったのでしょう?
みどちゃんの家までどうやってたどり着いたのでしょう?
ピースケはみどちゃんのぬいぐるみたちに、べそをかきながらわけを話しました。するとそこへ突然(とつぜん)、のぶちゃんがやってきたからピースケもみどちゃんも、ぬいぐるみたちも大慌(おおあわ)て!
クスッと笑える楽しいお話と、表情豊(ひょうじょうゆた)かなたくさんの挿絵(さしえ)はとっても愉快(ゆかい)。一人読みを始める頃(ころ)にもピッタリな、ページをめくる楽しさ満載(まんさい)のおすすめの絵本です。
※福島子どもの本をひろめる会が推薦する本を紹介しています