「Fukushima50」公式本販売 出演者らインタビュー掲載

 
映画本編の写真のほか、原発事故を伝える福島民友の本紙や号外が掲載されている

 「福島第1原発事故」直後の現場で対応に当たった技術者や作業員らの姿を描いた映画「Fukushima50(フクシマフィフティ)」(若松節朗監督)のオフィシャルフォトブックが6日、映画公開と同時に県内書店などで発売された。B5判96ページ、音楽CD付きで2400円(税別)。

 KADOKAWAが映画本編の写真とともに振り返る公式読本として発行した。主役の佐藤浩市さん、第1原発所長吉田昌郎さんを演じた渡辺謙さんら出演者や若松監督らスタッフほか当時原発内に残った実際の「フィフティ」の人たちのインタビューを掲載した。

 福島民友新聞社も編集協力

 公式読本の編集には福島民友新聞社も協力。3月11日以降の原発事故を伝える福島民友新聞の本紙や号外の紙面に当時起こった出来事の表を併せ、8ページにわたって福島のあの時と今を紹介している。

 映画音楽を担当した岩代太郎さんによる劇中曲3曲を収録したCDが付く。詳しくはウェブサイトへ。https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000366/