最後の夏!学法石川「3年生のみで臨む」 高校野球・代替大会

 
佐々木監督から、独自の代替大会の開催方針を聞く学法石川の選手ら

 全国高校野球選手権福島大会の代替大会開催が29日、決まった。新型コロナウイルスの影響から無観客での開催となる方向だが、「最後の夏」を待ち望んできた3年生球児からは「楽しみたい」「悔いのない戦いをしたい」と期待の声が上がった。

 「代替大会でも開催はうれしい。最後まで戦い切りたい」。戦後最長となる13年連続で夏の甲子園出場を続ける聖光学院の内山連希主将(3年)は開催決定を喜ぶ。一度は幻に消えた最後の夏。目標としてきた甲子園への出場こそかなわないが、「優勝したいという思いに変わりはない」と言葉に力を込める。斎藤智也監督(56)も「まずは良かった。本番の夏の大会だと思って臨みたい」と「14年連続」の頂点を狙う。

 学法石川では同校野球場で行われた練習の冒頭、佐々木順一朗監督が選手に代替大会の開催方針を伝えた。「開催が当たり前じゃない中で開催してもらえる」と高橋大輝主将(3年)は感謝を口にし、「笑顔でプレーしたい。この時期だからこそ大事だと思うから」と目標を語る。

 甲子園中止が決まってからチームのモチベーションは下がったが、ミーティングを重ね、徐々に気持ちを切り替えてきたという。「区切りをつける大会になるはずだ」。仙台育英監督として何度も甲子園の土を踏んだ佐々木監督は話した。同校では選手と話し合い、代替大会には3年生のみで臨むことを決めたという。

 連合どう集まる

 ただ、代替大会の開催時期など詳細はまだこれから。複数の高校でつくる連合チームなどでは出場に向けた課題もある。小野・長沼・塙工の連合チームを指導する塙工の蓬田亘監督によると、3校は普段、週末などに集まり合同練習を行っているが、4月以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で一度も集まれずにいるという。「(大会に向け)集まる期間をどう確保するかが問題。活動を再開しても、他校との練習試合などの日程も進めなければいけない」と課題を口にする。

 また、就職する生徒たちは夏休み中に就職活動を行うため、開催時期によっては就職活動に影響が出てしまう恐れがある。「進路を決める都合上、8月開催だと参加が厳しくなるかもしれない」と語り、7月の開催を希望している。

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