巧者・聖光学院「決勝進出」決める! 福島成蹊を6回コールド

 
【福島成蹊-聖光学院】2回裏聖光学院2死二塁、左前に同点となる適時打を放つ佐藤。投手松本、捕手西脇=ヨーク開成山スタジアム
準決勝
1
2
3
4
5
6
7
8
9
福島成蹊
0
1
0
0
0
0
1
聖光学院
0
1
2
2
3
3x
11
(6回コールド)

 郡山市のヨーク開成山スタジアムで5日に行われた高校野球の夏季大会準決勝。いずれもノーシードの光南と聖光学院が勝ち、夏の県王者に王手をかけた。夏の甲子園大会福島大会を含めれば光南―聖光学院の決勝は2016(平成28)年以来、4年ぶり3度目となる。最終日となる大会第10日の7日は午前11時から同スタジアムで決勝が行われる。

 けがから復帰...初先発・佐藤『躍動』

 けがで出遅れていた聖光学院の8番佐藤銀時(3年)が躍動した。今大会初の先発出場で同点打を放ち、コールド勝ちの起爆剤となった。

 先制された直後の2回裏。佐藤は外角の変化球に左手一本で食らい付いて左前に落とし、振り出しに戻した。続く打席はバントを決め、四球で出塁した第3打席はすかさず盗塁を決めた。求められるプレーをこなし「役割に徹することができた」と胸を張った。

 右手首のけがは「テーピングを巻けば大丈夫」と話すチームのムードメーカーだ。不動のレギュラーで中心選手だったが、6月中旬に右手首をけがした。全治6週間との診断を受け、夏の大会出場は不安視されていた。

 バットを振れない日々が続いたが、練習中も腐らずに声を出して仲間を鼓舞し続けた。

 斎藤智也監督は大会前、チームプレーに徹する佐藤に背番号「5」のユニホームを手渡した。夏に懸ける佐藤の思いはより強くなった。

 「今の自分にできることをやろう」。開幕後は三塁コーチャーとして声を張り上げ、3回戦は代走で出場した。けがの状態も良くなり、準決勝に間に合った。「出られない仲間の思いを背負って決勝も思いっきりやり切りたい」と佐藤。役者のそろった聖光学院が力強さを増した。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

東日大昌平が初優勝、福島商に5-1 秋季高校野球福島県大会