雨で仕切り直しの一戦、郡山が制す 勿来工にコールド
第103回全国高校野球選手権福島大会第5日、第6日は11、12の両日、いわき市のいわきグリーンスタジアムなどで2回戦7試合が行われ、降雨による5回ノーゲームで再試合となった郡山―勿来工戦は郡山が11―1の6回コールドで勝った。
雨でノーゲームとなった前日から仕切り直しの一戦。郡山の高橋晃(3年)が、2日連続の先制打で勝利を呼び込んだ。
前日は5回裏で6―1と有利に進めたが雨で中断。「もう一度勝てばいい」と気持ちは切り替えたが、疲労との闘いだったという。
高橋はこの大会、2試合で8打数8安打4打点。握っているのは、ベンチの藤田琉偉(同)のバットだ。「努力を知っているので、琉偉のために打ちたい」と、打席で背負う仲間の気持ちが好調につながっている。
次戦は初対戦の会津北嶺。「(初対戦の)不安に立ち向かって、自分たちの野球をしたい」と意気込む。