聖光学院、初戦で敗れる 夏の甲子園、長崎・海星に2-3惜敗

 
【海星―聖光学院】7回裏聖光学院無死、荒牧が左中間に本塁打を放つ。捕手太田=甲子園
2回戦
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 第101回全国高校野球選手権大会第7日は12日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われた。本県代表で13年連続16度目の出場となった聖光学院は初戦の2回戦第2試合で、5年ぶり18度目出場の海星(長崎)と対戦し、終盤に追い上げたが2―3で惜敗した。

 聖光学院はエース須藤翔(3年)が先発し、3回まで互いに無得点。しかし4回、連打を浴びて海星に先制を許す。聖光学院も1点を追う5回に井上真志(同)と清水正義(同)の連打から2死一、三塁の好機をつくったが、あと一本が出なかった。6回には本塁打による追加点を許し、点差を2に広げられた。

 制球良くコースに投げ分ける海星のエース柴田蓮人(同)に、無得点に抑えられていた聖光打線は7回、この回先頭の荒牧樹(みき)(同)が左中間への本塁打を放ち、1点差に迫る。

 しかし9回、守備のミスなどから1死三塁のピンチを迎えると、犠飛で再び2点差とされる。その裏、荒牧が2打席連続となる本塁打で1点を返したが、反撃はそこまでだった。

 聖光学院は昨夏も甲子園の初戦で報徳学園(東兵庫)に2―3で敗れており、2年連続の初戦敗退となった。

 打線が線にならず

 斎藤智也監督 (先発の)須藤は精神的に成長した姿を見せてくれた。打線が線にならなかった。結果を素直に受け止めるしかない。

 実力だと受け入れ

 清水正義主将 実力だと受け入れるしかない。初戦敗退となったが、ここまで来られたことは自分たちにとって財産になると思う。

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