聖光ナイン、速球...仙台育英投手陣想定 入念に打撃練習

 
打撃練習に臨む宮一(右)=9日、兵庫県西宮市

 第105回全国高校野球選手権記念大会第7日(12日)の2回戦の仙台育英戦に臨む聖光学院ナインは9日、兵庫県西宮市内の球場で打撃練習を中心に約2時間、汗を流した。

 2回戦の相手は最速約150キロの直球を誇る投手陣を擁する。速球対策として、左右の打撃投手にマウンドの2メートル以上前から投球させたほか、打撃マシンを130キロ台の変化球に設定し、入念にバットを振った。初戦、途中出場ながら2安打2打点と活躍した宮一柊之介(3年)は「1回戦は初球から振りにいけたことが結果につながった。練習からがつがつ振っていきたい」と意気込んだ。

 毎晩食事後に試合映像を見るなどして相手の分析を進めているというナイン。この日の打撃練習で鋭い当たりを飛ばした樽川遥人(同)は「相手投手陣のレベルが高いことは分かっている。速球に目は慣れてきたので、変化球にも対応していきたい」と表情を引き締めた。

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