聖光学院vs仙台育英...12日向け意気込み 斎藤、須江両監督に聞く

聖光学院の斎藤監督(右)と仙台育英の須江監督
第105回全国高校野球選手権記念大会第7日(12日)の2回戦第4試合(午後3時45分開始予定)で対戦する聖光学院の斎藤智也監督と仙台育英(宮城)の須江航監督は報道陣の取材に応じ、意気込みや相手チームの印象などを語った。
―チームの状態は。
斎藤「一日ごとに闘争心や執念を大きくしていけるかが重要。より険しい山を登る覚悟を持ってほしい」
須江「甲子園は子どもたちを成長させてくれる。1回戦を終えて成長を感じている」
―相手チームの印象は。
斎藤「力がかなりあることは分かっている。相手に力をいかに出させないかが重要になる」
須江「粘り強いチーム。とにかく隙を見せずに、最後のアウトを取るまでやり切りたい」
―警戒する選手は。
斎藤「5人の豪腕投手陣。直球にも変化球にも食らいついて対応していく」
須江「西本颯汰、松尾学武(がくむ)が良い仕事をする。足のある選手を塁に出したくない」
―理想の試合展開は。
斎藤「ロースコアで勝つ展開は考えられない。7―6や6―5の試合になるだろう」
須江「聖光学院は打力があるので、5点以内の試合が理想」
―意気込みを。
斎藤「去年のリベンジというよりは、目の前の相手に一戦一戦というところに重きを置いてやっていく」
須江「目の前の一戦に集中する。ゼロで抑えることは難しいので、投手陣が試合をつくってほしい」