「夏の甲子園」中止決まる 戦後初、福島県球児...消えた夢舞台

 
選手に夏の甲子園大会の中止を伝える学法石川の佐々木監督(左)

 日本高野連は20日、新型コロナウイルスの影響が各地に広がる中、オンラインで第102回全国高校野球選手権大会の運営委員会と理事会を開き、兵庫県西宮市の甲子園球場で8月10日から予定していた夏の甲子園大会と出場権を懸けた地方大会の中止を決め、発表した。夏の大会の中止は3度目で戦後初、選抜大会と春夏連続での中止は戦争での中断を除き史上初めて。

 磐城・岩間主将「人生の糧に」 春に続き悔しい夏

 21世紀枠で出場予定だった春の選抜大会(センバツ)が中止になった磐城。「春ができなかった分、夏の一本勝負に全てを懸けよう」を合言葉に、チーム一丸となって白球を追い掛けてきたが、無情にも夏の大会に出場する機会も奪われることになった。

 4月に着任した渡辺純監督は「悔しい気持ちもあったはずだが、選手たちは前を向いて取り組んできた」と、選手の心中をおもんぱかる。岩間涼星主将(3年)に電話すると「野球を通じて多くのことを学んできた。この経験は、今後の人生の糧になるはず」と絞り出すような言葉が返ってきたという。

 渡辺監督は、代替の大会開催を希望する。「調整が難しい部分もあるが、どんな形でも大会を経験させたい」と話した。

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