聖光×敦賀気比戦 両校監督に聞く、8強進出に掛ける決意披露

 
(写真左)決戦に向けて思いを語った聖光学院の斎藤監督(写真右)意気込みを語った敦賀気比の東監督

 第104回全国高校野球選手権大会の本県代表の聖光学院は大会第11日の16日、3回戦第3試合(午後1時開始予定)で敦賀気比(福井)と対戦する。夏の甲子園で県勢と福井県勢が戦うのは9年ぶり3度目で、過去2戦全敗。聖光学院は2013(平成25)年の第85回選抜高校野球大会準々決勝で敦賀気比と対戦し、3―9で敗れている。過去の成績を覆し、6年ぶりのベスト8進出を目指す。

 聖光学院の斎藤智也監督と敦賀気比(福井)の東哲平監督はそれぞれ取材に応じ、相手校の印象や意気込みなどを語った。

 ―ここまでの2試合を振り返って。
 斎藤「球際の強さに選手の強い執念や高い集中力を感じる。相手の名前に臆することなく、自分たちの力を出すことに力点を置いて戦えている」
 「打線は振れてきていて、よく打ってくれている。守備面はバッテリーを含めてミスが多いので、減らせるようにやっていきたい」

 ―相手校の印象は。
 斎藤「がんがん振ってくるイメージ。鍛えられているチームで、いろいろな攻め方の引き出しを持っている」
 「毎年、夏の甲子園に出ている学校という印象。今大会は日大三、横浜を破っての3回戦で勢いもあるだろう」

 ―理想の試合展開は。
 斎藤「相手打線は力がある。4、5点の失点を覚悟して、勝つならそれを上回る得点が必要」
 東「打線は5点以上取る、投手陣は5点以内に抑える。そういう野球ができればいいなと思う」

 ―鍵を握る選手は。
 斎藤「相手打線が強力なので、佐山未来、小林剛介といった投手陣には特に踏ん張ってほしい」
 「試合ごとに日替わりのヒーローが出てきてほしい。みんなに期待している。まずは、バッテリーがしっかりやってくれることを望んでいる」

 ―3回戦への意気込みを。
 斎藤「相手に食らい付いて、赤堀颯を中心に束になって執念深い野球をしたい」
 「次に向けてしっかりと調整をして、最後はしっかりと勝ち切りたい」

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 敦賀気比・攻撃に破壊力、聖光・切れ目ない打線

 【3回戦】▽第3試合(13時) 敦賀気比(福井)―聖光学院 見どころ   

 敦賀気比は、2回戦で8回7四死球と制球が良くなかったエース上加世田(うえかせだ)頼希(らいき)(3年)の踏ん張りが鍵を握る。打線は長打力のある4番の上加世田と、ここまで10打数5安打と好調を維持する6番の岡村颯樹(同)が中心。甲子園の1、2回戦合わせて29安打21得点と破壊力のある攻撃で投手陣を援護したい。

 聖光学院は、横浜戦でエース佐山未来(同)が2失点完投。好内容だったが中1日となるため、左腕の小林剛介(同)や右下手投げの小松桜吏(おうり)(2年)に期待がかかる。打線はここまでの打率が6割を超える1番の赤堀颯(はやと)(3年)や2回戦で勝負強さが光った3番の安田淳平(同)、攻守で安定感のある8番の生田目陽(はる)(同)と切れ目のない打線で得点を狙う。