聖光、きょう仙台育英戦 夏の甲子園準決勝、初の東北対決

 
打撃練習で最終調整する聖光学院ナイン。打者は捕手山浅龍之介=兵庫県西宮市

 第104回全国高校野球選手権大会で福島県勢として51年ぶりに4強に進出した本県代表の聖光学院は、大会第13日の20日に行われる準決勝第1試合(午前9時開始予定)で仙台育英(宮城)と対戦する。聖光学院ナインは19日、兵庫県西宮市で打撃練習を中心に汗を流した。

 打撃練習では、大会屈指の投手陣を擁する相手を想定して左腕、右腕の両投手が打撃投手を務め、ナインが積極的にバットを振った。夏の甲子園の準決勝では初の「東北勢対決」となる。4試合で47安打と打線が好調の聖光学院が、ここまでの3試合で6失点と安定している仙台育英の投手陣を打ち崩せるかが勝敗の鍵となる。

 主将の赤堀颯(はやと)(3年)はここまでの試合を「序盤に得点する、いい野球の形ができている」と振り返り、県勢初の優勝に向け「日本一への山登りはまだ始まったばかり。ここからさらに駆け上がっていきたい」と決意をにじませた。

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