聖光×仙台育英、両校監督に聞く 夏の甲子園、20日準決勝

 
(写真左)聖光学院の斎藤監督(写真右)仙台育英の須江監督

 20日の全国高校野球選手権大会準決勝第1試合(午前9時開始予定)で対戦する、聖光学院の斎藤智也監督(59)と仙台育英(宮城)の須江航監督(39)は19日、それぞれ取材に応じ、意気込みや相手校の印象などを語った。

 ―準々決勝までを振り返って。
 斎藤「一戦必勝の感覚が相変わらず強い。先を見ず、その試合に集中する選手たちの入り込み方は大したものだと思う」
 須江「選手の特徴や課題と向き合い、それぞれの良さを発揮し、おのおのが役割を果たしてくれている」

 ―相手校の印象は。
 斎藤「投手陣が豊富で、全員ボールが速い。ここまでの戦いでは、技巧派の投手が多かった。次戦はスピードに対する対応力が大切になってくる」
 須江「堅守と勝負強さが際立っている。ミスがゼロに近い粘り強い守備からリズムをつくって、ここ一番で打線がつながるなど素晴らしいチーム」

 ―理想の試合展開は。
 斎藤「打線は好調だが、得点をどれだけ重ねることができるのかが重要。2、3点の勝負に持ち込まないと勝ちはない」
 須江「点の取り合いにはならないと思う。状態の良い投手を投げさせ、投手陣からリズムをつくりたい」

 ―準決勝への意気込みを。
 斎藤「4月の練習試合では(5―9で)負けている相手。一発勝負なので、どうなるか楽しみ」
 須江「1年間東北地区をリードしてきたチームと試合ができる事に感謝し、ベストなゲームをしたい」

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