聖光学院いざ初戦!共栄学園戦へ闘志 「夏の甲子園」6日開幕

 
開会式のリハーサルで入場行進する聖光学院ナイン=5日、甲子園球場

 第105回全国高校野球選手権大会は6日、甲子園球場で開幕し、17日間の熱戦がスタートする。本県代表の聖光学院は同日の1回戦第2試合(午後1時5分開始予定)で東東京代表の共栄学園と対戦する。5日は開会式のリハーサルが行われ、前回大会で東北勢として春を含めた甲子園大会初優勝を遂げた仙台育英(宮城)を先頭に、北から南の順に行進した。

 8番目に登場した聖光学院の選手20人も息の合った行進を披露した。主将の高中一樹(3年)は「緊張感はあったが『ここで戦うぞ』という気持ちになった。当日はすぐ試合があるので、気持ちを切らさず臨みたい」と意気込みを語った。選手宣誓を務める高知中央の西岡悠慎主将は緊張した様子を見せず、大きな声で予行演習に臨んだ。

 昨年の開会式は新型コロナウイルスの影響で、主将のみが各校のプラカード役とともに行進した。49代表校の全員がグラウンドを1周する従来の入場行進は、4年ぶりとなる。

 開会式直後の第1試合は土浦日大(茨城)と上田西(長野)が対戦。仙台育英は第3試合で浦和学院(埼玉)と対戦する。

 今大会から暑熱対策や障害予防を目的に、ベンチ入りメンバーが2増の20人となる。5回終了時には水分補給や体を冷やすための10分の「クーリングタイム」が設けられ、ベンチ裏に冷風機なども設置される。

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