相手左腕攻略へ最終調整 聖光学院ナイン、共栄学園戦へ打撃練習

 
打撃練習に臨む松尾=兵庫県西宮市

 第105回全国高校野球選手権大会開会式のリハーサル後、聖光学院ナインは兵庫県西宮市の球場で打撃練習に臨み、最終調整を行った。

 相手のエース左腕は最速約140キロの直球を武器とする。打撃練習では左投げの控え選手にマウンドの約2メートル前から投球してもらうなど、相手エースをイメージしながら振り込んだ。松尾学武(がくむ)(3年)は「バットを短く持つことやバッターボックスの立ち位置を工夫しながらバットを振った」と振り返った。松尾は大阪府出身で、初戦には小中学校時代のチームメートらが応援に駆け付けるという。「地元の仲間への恩返しの気持ちをプレーで伝えたい」と闘志を燃やした。

 投手陣はブルペンで投球練習を行った。右横手の星名竜真(同)は「右打者の内角を突く球の制球を意識した。マウンドに立ったら最大限の力を発揮したい」と力強く語った。

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