聖光、仙台育英戦へ始動 北沢がシート打撃登板、直球に手応え
共栄学園(東東京)との1回戦に快勝した聖光学院ナインは8日、兵庫県西宮市内の球場で、2回戦の仙台育英(宮城)戦に向けて全体練習を再開した。
練習ではシートノックとシート打撃を行った。シート打撃に登板した北沢慶汰(3年)は打者16人に投げ、被安打2と好投。「ストレートが走っていた。力感をなくしてリリースの瞬間だけ力を入れることができた」と手応えを口にした。福島大会では登板機会がなかった北沢だが、「変化球の精度と切れをさらに高めたい」と気合いは十分だ。
1回戦では16安打と打撃好調の野手陣も引き締まった表情でシート打撃に臨んだ。主砲三好元気(同)は「練習はベストスイングをすることを意識している。感覚は悪くない」と自信をのぞかせた。
仙台育英とは大会第7日(12日)の2回戦第4試合で戦う。午後3時45分開始予定。
選手の交通費、宿泊費を募る
聖光学院は野球部を応援するクラウドファンディング(CF)を立ち上げ、支援を募っている。目標金額は500万円で、期間は今月末まで。
資金は選手たちの交通、宿泊費、新型コロナウイルスの対策費などに充てられる。支援者には大会終了後、礼状や野球部オリジナルグッズを送る。
寄付はCFのサイトで受け付けている。問い合わせは聖光学院高内の聖光学院野球部甲子園出場後援会(電話024・583・3325)へ。