菊池桃子さん、福島で聖火リレー 「エール」つないだ絆を胸に

 
手を振りながら笑顔で走る菊池さん=福島市(代表撮影)

 「古関裕而さんの『オリンピック・マーチ』を思い浮かべながら走った」。福島市のスタート地点・信夫ケ丘競技場を走った女優菊池桃子さん(52)は聖火をつなぎ、笑顔で語った。

 朝ドラ「エール」で主人公の母親役を好演。ほかの作品も含め、福島の女性を演じたことから「福島弁を話したり、訪れる機会も多いので、『第二の古里』の福島で走れてうれしい」と喜んだ。

 同市のあづま球場で野球・ソフトボール競技が行われる予定で復興五輪の象徴となる場所でもある。菊池さんは「福島に復興の光が差し続けてほしい。この思いを皆さんと共有できれば。(本県から出発した)聖火が全国を回ることが楽しみ」と期待を込めた。

 同市を走るランナーには古関の遠戚に当たる同市の進藤あけ乃さん(14)もいた。進藤さんは「古関や五輪との縁を強く感じた。五輪を通して世界中の人が笑顔になってほしい」と話した。

 「エール」の実現に尽力した福島商工会議所青年部の西形吉和さん(42)もランナーとして聖火をつないだ。青年部は7月の東京五輪開会式で、福島の若者らによる『オリンピック・マーチ』の再演を目指し、活動している。西形さんは「開会式で古関さんのオリンピック・マーチが流れる中、私たちがつないだ聖火が点火されることを信じている」と願った。

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