「ウエルカムボード」五輪来場者を歓迎へ あづま総合運動公園
東京五輪に向けて福島西高の生徒が福島市のあづま総合運動公園に制作した二つのウエルカムボードのお披露目式が14日、現地で行われた。
公園内のあづま球場は、東京五輪野球・ソフトボール競技の会場となる。ボードは来場者を歓迎しようと、公園を管理する県都市公園・緑化協会が生徒らの協力を得て進めてきた。
生徒たちは9月に公園大駐車場にある2カ所のコンクリート壁に色付けし、13日に最終過程として細かい修正を行って仕上げた。
一方には喜多方ラーメンや滝桜など県内各地の名産物や名所を描き、もう一方には園内のイチョウ並木や競技場をなどを描いて、公園の四季の移り変わりを表現した。
お披露目式には生徒7人と顧問の番匠あつみ教諭が出席。協会の大河原聡理事長が生徒に感謝状と記念品を手渡した。作業に取り組んだ武藤ひかりさん(3年)は「天候に左右されながらの制作だったが完成できてよかった。ボードを見て福島や公園の魅力を感じてほしい」と話した。