屋号表示の街並み、聖火が駆ける 三島町民がランナー応援
26日に行われた2日目の東京五輪聖火リレーは、平和の祭典の開催を告げる聖火が浜通りから中通り、会津地方へと本県を横断した。
三島町の町中心部では、聖火ランナーが住宅や店舗の屋号が表示された街並みを駆け抜けた。
先祖から代々引き継いできた屋号表示は、伝統的な街並みの保存や住民の地域づくりへの関心を高めるのが狙いで、地元では奥会津の歴史を生かした景観づくりに取り組んでいる。聖火リレーが行われた通り沿いに住む五十嵐美智子さん(73)は「三島に聖火が来るのをずっと楽しみに待っていた。五輪やパラリンピックも無事に開催できるとうれしい」と話した。