五輪会場、花で盛り上げ あづま球場中継地点の広場で児童植栽

 
東北の震災被災地で種から育てた花苗を植える児童=5日午前、福島市

 復興支援への感謝と、開幕まで3週間を切った東京五輪を盛り上げようと、県は5日、福島市のあづま総合運動公園で花の植栽イベントを開いた。地元の小学生らが参加し、マリーゴールドの苗で花壇を彩った。

 東日本大震災の被災3県で毎年行われている「道で咲かせよう東北の花プロジェクト」の一環。今年は「復興五輪版」として福島、宮城、岩手の小学生、市民団体が育てた花の苗約1万7000株を県内に植える。

 5日は福島市の荒井、佐倉両小が参加。観戦者が利用するシャトルバスの乗降場と野球・ソフトボール競技の会場となるあづま球場の中継地点にある花の広場に定植した。

 荒井小6年の男子児童は「来た人にきれいだなと思ってもらい、また来たくなるような場所になってくれたらうれしい」と話した。

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