あづま球場での観戦、福島県内は48校

 

 県は6日、県内の児童、生徒をあづま球場(福島市)で行われる東京五輪野球・ソフトボール競技の観戦に招待する「学校連携観戦プログラム」の参加状況を発表した。5日現在、県内の48校3684人が参加する予定。

 延期決定前の昨年3月時点では177校約2万700人が参加予定だったが、県が改めて意向を調査し、7割超の129校が参加を見合わせた。5日現在の参加校の内訳は、小学校が19校1080人、中学校12校641人、高校14校1408人、特別支援学校3校555人。

 会場内外で児童、生徒と一般観客との動線を区分したり、専用バスで移動したりするなど新型コロナウイルス感染症対策を徹底するほか、熱中症防止に向けた暑さ対策も講じて実施する。

 県は、今後の新型コロナの感染状況によっては参加人数が変わる可能性もあるとした上で、「安全・安心な観戦に万全を期したい」(オリンピック・パラリンピック推進室)としている。

 東京五輪でのあづま球場の観客上限数は現時点で、7150人とされている。当初は別枠とされていた同プログラムの参加者も7150人に含まれるという。

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