五輪自転車ロード・柿木コーチ「一つでも上位に」

 
金子らを指導する柿木コーチ

 東京五輪自転車ロードレースの柿木(かきのき)孝之コーチ(50)=鏡石町在住=は11日、福島民友新聞社の取材に答え、「暑さ対策はできている。一つでも上位になれるよう戦う」と語った。

 ―選手の仕上がりは。
 「新型コロナの影響で制約は多いが、しっかり練習ができ、金子広美選手もベストコンディションだ。間違いなく強くなっている。ロードレースは個人戦だがチームで戦う。上位にいくため2人の選手がどんな役割をするかは直前に決めたい」

 ―五輪の展望は。
 「アップダウンがあり、足にじわじわくる厳しいコース。湿度と暑さもある。強いオランダ勢の選手たちがレースの展開を握るはず。世界のトップは高いが、暑さに慣れた日本も強い」

 ―本県が拠点。
 「天栄村や猪苗代町など練習できる場所が多く、自転車天国。国内でメジャーではないので、(五輪を見ることで)選手を目指すきっかけになってもらえれば」

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