自転車トラック・新田「感謝しながら精いっぱい頑張る」

 
「集大成を五輪で披露できるように全力で頑張りたい」と決意を語る新田(日本自転車競技連盟提供)

 東京五輪自転車男子トラック代表の新田祐大(日本競輪選手会、白河高卒)は11日、日本自転車競技連盟主催のオンライン会見に臨み「与えられた環境で戦えることに感謝しながら、精いっぱい頑張りたい」と活躍を誓った。

 沖縄県で合宿を行い、最後の追い込みが終了した。会見で新田は「レースに挑む時の集中力やその姿を見てほしい」とアピールし「ケイリンではまだ成し遂げられていない金メダルを獲得することで今後の日本の自転車競技の発展につながるはず」と、日本発祥の「ケイリン」での悲願達成を見据えた。

 新型コロナウイルスの影響で東京都などの五輪会場が無観客となる中、静岡県で開催される自転車トラック種目は有観客のままとされている。開催方式について新田は「どんな形であれ応援していただけたらすごくうれしいが、選手としては精いっぱい走るだけ」と語った。

 短距離チームは新田のほか、脇本雄太(日本競輪選手会)と小林優香(同)らが出席した。

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