東京五輪の報道拠点に「復興ブース」

 

 東京五輪・パラリンピックで国内外の報道陣の取材拠点となるメインプレスセンター(MPC)内に、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興状況を発信する「復興ブース」が開設された。大会組織委員会が13日、発表した。

 MPCは東京都江東区の国際展示場「東京ビッグサイト」にあり、立ち入りは報道関係者に限られる。復興ブースでは福島、宮城、岩手の被災3県から世界に向けた感謝のメッセージや大会理念に掲げる「復興五輪」の取り組みを写真と動画などで紹介している。

 メダリストに副賞で贈られる「ビクトリーブーケ」(勝利の花束)に使う3県産の花を展示。来場者は、本県の小、中学生が製作に携わった県産材の木製ベンチに座ることもできる。

 16、19の両日には報道陣向けの説明会を開く。本県関係者らが震災当時の状況や被災地の現状を伝える。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

J2で初の3連勝へ いわきFC、3日千葉と対戦