バド・福島県勢「白星」発進 混合複の渡辺・東野組ら

 

 東京五輪第2日はバドミントンとサッカー女子、ハンドボール男子で県勢選手が出場した。メダル獲得の期待がかかるバドミントン混合ダブルスの渡辺勇大(24)、東野有紗(24)組=日本ユニシス、富岡高卒=は1次リーグの初戦に登場しデンマークペアと対戦。第1ゲームを落とし、最終ゲームも序盤にリードを許す苦しい展開となったが、正確なショットで流れを奪い返し2―1で逆転勝ちした。

 渡辺は遠藤大由(34)=日本ユニシス=と組んだ男子ダブルスにも出場、ナイジェリアペアに2―0でストレート勝ちした。

 サッカー女子のMF遠藤純(21)=日テレ東京V、白河市出身=は後半から途中出場。ハンドボール男子の笠原謙哉(33)=トヨタ車体、聖光学院高卒=はデンマーク戦に臨んだ。

 渡辺、男子複は圧勝「これがいつも通り」

 男子ダブルスの渡辺勇大・遠藤大由組(日本ユニシス)は、試合時間24分の圧勝劇で世界ランキング50位のナイジェリアペアにストレート勝ちした。相手には9点しか与えなかった。

 午前中に混合を戦ったばかりの渡辺は「これがいつも通り」と涼しい表情。緊張があったという初戦から一転し、「初戦を勝てたので午後はいい流れにできた」と硬さも抜け、伸び伸びとプレーした。

 リオ五輪から2大会連続出場となる遠藤は「リオ五輪の時より落ち着いてプレーができた」と成長を感じていた。

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