五輪バド男子複、再び8強の壁 渡辺、単純にミス多く...悔しさ

 
【男子ダブルス準々決勝】台湾ペアと対戦する遠藤大由(右)、渡辺勇大組

 バドミントンの男子ダブルスは、前回リオデジャネイロ五輪と同じく「8強の壁」に阻まれた。日本ペアは29日の準々決勝で、強力なスマッシュを放つ台湾ペアを相手に後手に回り、じりじりと点差をつけられた。

 混合ダブルス準決勝から約3時間後の試合に臨んだ渡辺勇大(日本ユニシス、富岡高卒)は「(体のキレに)問題はなかった。配球が悪く、単純にミスが多かった」とストレート負けを悔しがった。

 ペア結成は5年前のリオ五輪後。五輪会場に支援スタッフとして帯同した渡辺が、10歳年上の遠藤大由(日本ユニシス)にペア結成を願い出て、金メダルへの挑戦が始まった。

 遠藤は試合後、「一つの目標に向かい、ここまでやってこられて良かった」と5年間の歩みを晴れやかな表情で振り返った。

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