衆院選10月19日公示 福島県内5小選挙区、一騎打ちへ

 

 第49回衆院選は19日、公示される。県内の5小選挙区には17日現在、自民、立憲民主の前職8人と、立民、共産の新人2人の計10人が立候補を予定している。投票は31日に行われ、即日開票される。

 県内全ての小選挙区に前職を擁する自民に対し、立民、共産などの野党は小選挙区比例代表並立制の導入以降、県内では初めて全選挙区で候補者の一本化を実現。1~4区は立民、5区は共産の候補が出馬し、全選挙区で「自民」対「野党統一候補」による一騎打ちとなる見通しだ。

 野党共闘により、立候補者数は小選挙区比例代表並立制が導入された1996(平成8)年以降、最も少なかった第44回(2005年)の15人を下回り、過去最少となる見込み。

 また、比例東北には立民、公明、国民民主、れいわ新選組の各党が単独候補として本県関係の新人それぞれ1人を擁立する予定だ。