鬼塚は予選敗退、乱れた着地 北京冬季五輪、スノボ・スロープS
北京冬季五輪第2日の5日、スノーボード女子スロープスタイル予選では、本県ゆかりの鬼塚雅(星野リゾート)は力を出し切れなかった。
「今は何も考えられない」。3人の日本勢で唯一決勝進出を逃した鬼塚雅はそう言葉を絞り出して涙を流し、スタッフに抱えられて取材エリアを後にした。
19位に終わった前回平昌(ピョンチャン)大会の雪辱を期して迎えた2度目の五輪だった。1本目は序盤にバランスを崩して転倒し、勝負の2本目はスピードに乗り切れず、中盤以降のジャンプで着地が乱れた。
次は、14日に予選が行われるビッグエアに出場する。
「4年間頑張ってきたけど、まだ足りないものがある」と話した鬼塚が、4年間の集大成を見せる。
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