【夏の代替大会総評】躍動した球児!強豪同士序盤から好ゲーム

 

 延べ10日間にわたって繰り広げられた夏の代替大会が幕を閉じた。7月18日に開幕し、新型コロナウイルスの感染防止対策が取られる中、81校71チームが計70試合を行い、球児たちが夏の大会に懸ける思いをぶつけた。

 春季大会が中止となった影響などでシード校は例年の8校から4校となり、強豪校同士の対決が序盤から実現した。

 昨年夏の決勝と同じ顔合わせとなった聖光学院―日大東北の対戦は2回戦に行われ、聖光学院が1―0で終盤までもつれた試合を制した。70試合のうち1点差ゲームは8試合だった。

 昨年秋の東北大会に出場した学法福島、福島成蹊、磐城の3校以外は、秋の大会以来の公式戦だった。昨年秋の県大会1回戦で敗退した福島工や、秋の支部予選を突破できなかった郡山商が8強に入る快進撃を見せた。

 県高野連は代替大会に、さまざまな特別ルールを適用した。3年生にプレーする場を提供するため、20人のベンチ入り選手については、3年生に限って21人以上も登録可能とし、試合ごとに入れ替えできるようにした。優勝した聖光学院は、大会を通して計21人が出場。光南は勝ち進む中で3年生32人全員がベンチ入りを果たした。

 また試合時間の短縮のため、通常は延長13回から導入するタイブレークを延長10回からとした。タイブレークに突入したのは、田村―郡山、福島工―福島商の2試合。いずれも同地区同士で、勝敗は紙一重だった。試合時間が3時間を超えたのは、2回戦の清陵情報―喜多方と、タイブレークとなった4回戦の福島工―福島商。ともに3時間7分の熱闘だった。

 大会は聖光学院の14年連続優勝で幕を閉じ、2週間後には新チームによる秋の戦いが幕を開ける。この夏の思いを胸に刻み、躍動する球児たちに期待したい。(高校野球取材班)

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