新型コロナウイルス感染拡大により延期になった東京五輪の開幕まで３００日になった２６日、県は野球・ソフトボール競技の本県開催をＰＲする動画の公開を始めた。野球日本代表の稲葉篤紀、ソフトボール女子日本代表の宇津木麗華両監督が出演し、五輪の成功を県民に呼び掛けている。

　動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネルなどで視聴できるほか、福島市のＪＲ福島駅西口大型ビジョン、同東口デジタルサイネージなどでも放映される。

　稲葉監督は「復興に向けて励む福島の皆さんのために熱い戦いを届けられるよう１年間しっかり準備する」、宇津木監督は「来年の東京オリンピックが成功できるように、一緒に頑張っていきましょう」と語り掛けている。このうち、西口大型ビジョンでは、動画が流れると市民が両監督のメッセージに耳を傾けていた。