世界へ挑む県勢「闘志」 近内、笠原がオンライン会見
東京五輪ウエイトリフティング男子67キロ級代表の近内三孝(みつのり)(日大職、田村高卒)と東京五輪ハンドボール男子代表の笠原謙哉(トヨタ車体、聖光学院高卒)は10日、競技団体主催のオンライン会見にそれぞれ出席し、東京五輪への抱負や無観客開催となった心境を改めて語った。
320キロ以上を挙げメダル
近内は「トータル320キロ以上を挙げてメダル獲得を目標に頑張る」と力強く意気込みを語り、順調に調整ができていることをアピールした。無観客での開催になることについては「応援がないのは寂しい」と率直な心境を語りながら、「(代表に決まってから)いろんな方から応援のメッセージを受けてきた。感謝の気持ちを持ちながら、試合に臨みたい」と活躍を誓った。
守り徹底し勝利へ導く
笠原は無観客開催となった1月の世界選手権を引き合いに「無観客は経験済み。代表みんなで力を合わせていいパフォーマンスができたら」とチーム一丸で大会に臨む姿勢を示した。チーム最年長33歳は攻守で貢献するためにポジション転向に取り組んだ。初戦のデンマーク戦に向け「失点をどれだけ抑えられるかが重要。とにかく守って粘り勝ちしたい」と闘志を燃やした。