「おもてなしフェンス」披露 JR福島駅西口周辺設置

 
JR福島駅西口周辺にお披露目された福島市おもてなしフェンス

 東京五輪野球・ソフトボール競技に合わせ、開催都市の福島市は18日、JR福島駅西口周辺の「おもてなしフェンス」をお披露目した。

 総延長230メートルのフェンスに、市民が描いた絵をアーティストが組み合わせて作った作品などで飾り、見る人に東日本大震災の支援への感謝の気持ちなどを伝える。設置は29日まで。

 アーティストが監修した作品のうち、絵本作家・画家のあきばたまみさんや建築家・デザイナーのアサノコウタさんは、子どもたちが描いた絵を活用した。

 歌手さだまさしさんや俳優大沢たかおさんから寄せられたメッセージもある。

 式典では、木幡浩市長が「復興五輪の旗は降ろさず、感謝の気持ちを世界に届けたい」とあいさつした。果物の絵を描いた二瓶柚香さん(10)=福島大付小5年=は「モモやナシなど福島にはおいしい果物がたくさんあると発信できればうれしい」と語った。

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