都市部で街頭演説展開 衆院選公示後初の日曜、政策アピール

 

 衆院選公示後、初の日曜日となる24日、県内5小選挙区の候補者は都市部などで街頭演説を繰り広げ、支持拡大を図る。

 【1区】金子恵美、亀岡偉民の両候補とも大票田の福島市で遊説を展開し、浮動票の獲得を図る戦略だ。金子候補は市北西部をはじめ市内一円を回り、街頭演説などで支持を訴える。亀岡候補は市西部を中心に遊説した後、市内4カ所での個人演説会に臨む。

 【2区】2候補とも二本松市が主戦場となりそうだ。馬場雄基候補は本宮市から大玉村を経由して二本松市に入り、知名度の浸透と支持拡大を図る。根本匠候補は終日、二本松市内の一円を巡り、これまでの実績をアピールするとともに政策を広く訴える。

 【3区】上杉謙太郎候補は居住地の白河市中心部を含め市内各地で遊説を展開する。矢吹町、泉崎村なども回って広く支持を訴える。玄葉光一郎候補は接戦が見込まれる須賀川市で街頭演説する。このほか石川町、鏡石町、浅川町、玉川村などを巡る。

 【4区】小熊慎司、菅家一郎の両候補とも会津若松市、喜多方市を終日駆け回る日程を組んでいる。大接戦だった前回の選挙は両市での得票が勝敗の分かれ目となった。このため両候補とも土、日曜日は大票田で票の掘り起こしを図るルートを設定した。

 【5区】2候補とも、いわき市の大票田となる地区を中心に選挙カーを走らせる。熊谷智候補は平の郵便局前のほか、内郷、常磐のアパートや団地を重点的に回る。吉野正芳候補は平の市街地に加え、常磐、内郷、好間、小名浜と人口の多い地区で支持を訴える。