４日に公示される参院選で、選管の準備が間に合わずに、県内で５日に始まる期日前投票の投票所入場券が投票開始日に有権者の手元に届かない見込みの市町村が出てきている。

　今回の参院選は６月下旬に選挙の期日が正式決定。公示日までの準備期間が短く、準備が整わないところがあるためだ。

　福島市は、投票所入場券の有権者への郵送が期日前投票が始まる５日に間に合わない見通しとなっている。事前に準備をしていたものの、印刷などに時間を要し、有権者の手元に届くのは８～１０日になる見込みという。

　ほかにも郡山市やいわき市でも準備期間が短かかったため、地域によっては５日の投票日に間に合わない可能性があるという。白河市はこれまでの選挙と同様、公示日近くまで有権者情報を確認するため、入場券が届くのは８日ごろになるという。